【四国鉄道一周の旅】DMVやオープンデッキ列車を満喫、徳島から愛媛へ ~2日目~

こんにちは、カルです。
今回は、四国一周の2日目です。DMVやオープンデッキ車両に乗り、太平洋や四万十川の絶景を楽しみましたので、最後までご覧ください。

※2022年8月に訪れたものになります。
※ダイヤは現時点(2023年5月)のものに合わせています。

線路と道路を走れるDMVに乗車!

DMVとは?

DMV(デュアルモードビークル)は阿佐海岸鉄道が運行する、道路や線路の両方を走行できる車両です。DMVの本格営業運行をしたのは、阿佐海岸鉄道が世界初です。

TRAIN

海の駅東洋町     
|  [阿佐海岸鉄道]阿佐鉄DMV阿佐東線(阿波海南文化村行)       
|  07:34-08:01[27分]
阿波海南文化村
|  [阿佐海岸鉄道]阿佐鉄DMV阿佐東線(道の駅宍喰温泉行)       
|  08:06-08:35[29分]
海の駅東洋町   

乗車した感想としては、鉄道ファンとしては、とても面白い乗り物だと思います。
見た目や車内は完全にマイクロバスですが、走行音が列車なのは、不思議な感覚です。モードチェンジ(鉄道またはバスモードからバスまたは鉄道モードに切り替えること)の時には、地元の高校生の太鼓の演奏が流れ、車体の前部が持ち上がります。DMVを観光の起爆剤にしているのがよくわかります。

阿佐海岸鉄道株式会社

鉄道のない甲浦駅から奈半利駅までの移動方法

鉄道で四国一周しようとすると一番の難関は、甲浦駅奈半利駅です。なぜなら、鉄道がないからです。そこで利用するのがバスです。

DMVのバス停である道の駅東洋町から、高知東部交通の室戸−甲浦線に乗り、室戸世界ジオパークセンターで安芸−ジオパーク線に乗り換えて、奈半利駅に行くことができます。

僕は自家用車で移動したので道中にある、むろと廃校水族館や室戸世界ジオパークセンター、室戸岬を少し観光して、奈半利駅に向かいました。

土佐くろしお鉄道のオープンデッキ型観光列車とは

まずは、目的の列車に乗るために安芸駅に行きます。乗車する列車で高知駅まで行けるのですが、どうしても乗ってみたいので。

普通 高知行

TRAIN

奈半利     
|  土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線(高知行)
|  13:51-14:11[20分]
安芸  

さて、お待ちかねの列車が…

観光列車しんたろう号・やたろう号です。この列車はオープンデッキから太平洋の絶景を眺めることができます。
しかも、追加料金なし、ご予約なしで乗車できる乗り得列車です。

やたろう1号 後免行

TRAIN

安芸     
|  土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線やたろう1号(後免行)
|  14:32-15:28[56分]
後免  

天候にも恵まれ、最高の太平洋の景色を眺めることができました。これが、追加料金なしで乗車できるのは嬉しい限りです。トンネル走行時にすごい風圧なので物が飛ばされないように気をつけてください。
詳しい、運転情報はホームページでご確認ください。

土佐くろしお鉄道株式会社 TOSA KUROSHIO TETSUDO (railway) Co.,Ltd. 

後免駅に到着。
ごめん・なはり線には高知県出身の漫画家、やなせたかし先生のキャラクターが一駅一体います。乗車するときに探してみてくださいね。

松山目指して

特急南風11号 高知行

TRAIN

後免     
|  南風11号(高知行)
|  15:31-15:39[8分]
高知 

高知駅に到着。観光したいところではありますが、時間がないので次の列車に乗ります。

特急あしずり7号 中村行

TRAIN

高知    
|  あしずり7号(中村行)
|  15:43-16:50[67分]
窪川     

次に乗車するのが、超赤字路線の予土線です。2020年度の営業係数(100円の利益を得るのに必要な費用)は1410円となっている。特急列車もないため、かなりしんどい区間となる。

しかも、乗車するのはトイレなし、ロングシートのキハ32形です。地獄…と言いたいところですが、予土線には四万十川の絶景を眺めることができます。

※2023年5月撮影

普通 宇和島

TRAIN

窪川     
|  土佐くろしお鉄道中村線(宇和島行)
|  17:38-17:43[5分]
若井 ≪降車不要≫
|  予土線(宇和島行)
|  17:43-20:15[152分]
宇和島      

長い時間をかけて宇和島駅に到着!この旅最後の列車となる特急宇和海に乗車します。
特急宇和海は松山と宇和島を結ぶ特急列車です。使用されている2000系特急気動車は、JR四国鉄道総合技術研究所が共同開発した、世界初の制御式自然振子式特急気動車です。JR四国の歴史に欠かせない、本気の車両です。

特急宇和海30号 松山行

TRAIN

宇和島     
|  宇和海30号(松山行)
|  20:17-21:37[80分]
松山(愛媛)   

※2022年7月撮影

気づいたら爆睡していましたが、松山駅に到着!
夕焼けビールトロッコに使用されている「藍よしのがわトロッコ」が松山駅にいました。普段は徳島線を走っているのでちょいレアですね。

この日の乗車した路線


まとめ

ということで、2日間の「四国鉄道一周の旅」を終えることができました。
ずっと列車に乗っていたような旅でしたが、乗ったことのない路線、車両に数多く乗ることができ、とてもいい思い出になりました。厳しい経営状況のJR四国ですが、コロナもおさまりつつある中で、少しつつ回復しておりうれしい限りです。

乗ろう!JR四国

と、これでは終わりません。何といっても乗り放題きっぷは3日間あります。
まだ、1日あるので…次回!

国鉄道一周の旅(番外編)日本一〇〇の駅へ…

お楽しみに

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