こんにちは、カルです。
今回はJR四国が発売している「阪神往復フリーきっぷ」使い、愛媛から神戸、大阪へ安く、快適に移動する方法を紹介します。
阪神往復フリーきっぷとは
阪神往復フリーきっぷとは、四国島内の各駅から在来線特急(一部普通、快速列車)と新幹線(岡山駅で乗り換え)を使い、神戸、大阪を往復できる切符です。
また、阪神地区のJR線フリーきっぷもセットになっています。
設定日時
4日間用と土休日2日間用の二種類があり、4日間用は、いつでも利用でき、2、3日の利用も可能です。土休日2日間用は、土曜、日曜、祝日に出発する際に利用できます。
料金
高松、坂出、丸亀、阿波池田、観音寺、伊予三島、新居浜、松山、大洲、宇和島、高知、窪川、中村、宿毛ゾーンに分かれており、それぞれ料金が違います。
今回は、土休日2日間用を松山駅から利用し、17410円でした。
つまり、片道8705円。かなり安いと思います。普通に切符を買うと片道13270円しますから。
飛行機よりは安く、高速バスより少し高いといった価格設定です。
切符の購入方法
阪神往復フリーきっぷは、JR西日本の予約サービス「e5489」で予約することができます。出発する駅のみどりの券売機、みどりの窓口で発券してから利用してください。このとき、購入に利用したクレジットカードが必要になりますので、お忘れのないよう気をつけてください。
また、e5489を利用せずとも、みどりの窓口でも購入可能です。また、当日でも購入することが可能です。
発券される切符
予約した際に、帰りの列車を選択してない場合は、阪神往復きっぷのゆき、かえり、指定券、新幹線指定券、ご案内、クレジットカード明細の6枚が出てきます。
帰りの列車を選択した場合は、指定券と新幹線指定券の2枚が追加されます。
※一部加工しています。
その他の切符
阪神往復フリーきっぷ以外にも、愛媛から神戸、大阪方面へのお得な切符はあります。ここでは簡単に紹介します。
「阪神往復フリーしおかぜ・南風グリーンきっぷ」は、阪神往復フリーきっぷのグリーン車バージョンです。
「神戸・大阪こだま指定席往復きっぷ」は、阪神往復フリーきっぷのこだまバージョンです。こちらの切符は阪神往復フリーきっぷよりも安いですが、2名以上の利用で、前日までの販売です。
※中村、宿毛ゾーン(高知)はe5489が利用できません。
切符の詳細は公式ホームページをご確認ください。
実際に乗車
特急しおかぜ
松山駅から特急しおかぜ(岡山行き)に乗車します。特急いしづち(高松行き)が連結しているので、乗り間違いに注意してください。指定席の切符なので必ず座れるのでいいですね。今回乗車したのは8600系特急列車。
全席にコンセント、フリーWi-Fi完備の車両で快適です。
特急しおかぜは、8000系か8600系の車両が使用されています。
8000系のほうが古く、コンセントはありません。しかし、2023年12月からリニューアルされ、全席にコンセントが設置されました。リニューアル車が来たらラッキーですね。塗装が違うので見分けれます。
岡山駅で新幹線に乗り換え
岡山駅で山陽新幹線に乗り換えます。特急しおかぜを下車したら、新幹線乗換口に向かいましょう。自動改札には、阪神往復きっぷのゆき、新幹線指定券の2枚重ねて入れます。
停車駅の少ない、のぞみ号かさくら号に乗ると思いますが、時間はどちらも変わりません。しかし、さくら号のほうが指定席車両の座席が豪華です。
のぞみ号は2−3列ですが、さくら号は2-2列です。僕の場合は、乗り換えにちょうどいい列車がさくら号でした。
もちろん、こだま号、みずほ号にも乗車できます。
新大阪駅に到着
新神戸に停車し、あっという間に新大阪駅に到着です。ずっと在来線特急に乗っていたので、新幹線がとても速く感じます。
新大阪駅で在来線に乗り換える場合(大阪駅行く場合)は、在来線乗換口にて、2枚の切符を重ねて改札に入れます。
フリー区間の駅まで行くことができます。
新大阪駅で改札を出る場合は、出口に2枚の切符を重ねて改札に入れます。
阪神エリアでのフリーきっぷは、かえりの切符で利用できます。
帰り
帰りは行きと同じ行程なので、省略しますが、帰りの指定席を予約してない場合はフリー区間内のみどりの窓口で発券できます。みどりの券売機なのでは、発券できません。
※みどりの窓口は混雑する場合が多いです。
実際に移動しての感想
所要時間
僕は、7:20に松山駅を発車する特急しおかぜ8号に乗車し、さくら542号に乗り換え、新大阪駅に行きました。
所要時間は3時間39分でした。
松山岡山間(214km)に2時間40分かかり、岡山新大阪間(180km)に45分かかるので、いかに新幹線が速いかがわかります。
特急しおかぜも頑張っているのですけどね。
高速バスでは5時間と少し、飛行機(伊丹空港)では50分ほどなので、時間だけみると飛行機が強いですね。
どれがいい?松山大阪間移動
松山から大阪への移動手段はどれが一番よいのか考えました。
セールなので安く航空券が買えた場合は、飛行機をおすすめします。
しかし、直前の予約や松山空港が近くない場合、今回紹介した切符はとても役に立つと思います。
また、東予にお住いの方は、松山空港にいちいち行くより、電車のほうがいいですね。
東予港から大阪南港を結んでいる、オレンジフェリーは寝てたらつくので便利です。
まとめ
今回はJR四国が発売している「阪神往復フリーきっぷ」を紹介しました。
今回は、松山からの移動を紹介しましたが、阪神往復フリーきっぷの発売エリアなら、同様の行き方です。
四国から京阪神方面に行かれる方は、ぜひ利用していてください。
僕はこのような旅行記や旅に役立つ情報を発信していくので読者になっていただけると幸いです。インスタグラムのフォローもよろしくお願いします。