【坪尻駅】スイッチバックの秘境駅、坪尻駅に行ってみた!

皆さんは秘境駅は好きですか、私はとっても大好きです。まるでタイムスリップしたような体験、行きにくいからこそ味わえる達成感…。
今回は徳島県にある秘境駅坪尻駅」に行ってきましたので紹介します。

坪尻駅とは

香川県高知県を結ぶ土讃線にある坪尻駅は、徳島県三好市にあります。周囲は山に囲まれており、車で行くことは不可能です。徒歩で行くことは可能ですが、近くを走る県道5号線から、荒れた山道を20分ほど歩かなければなりません。

僕が訪れたとき山道の入り口にレスキュー隊の車が止まっており、滑落事故が起きた感じでした。訪れる際は十分に注意してくださいね。

坪尻駅展望台から撮影

坪尻駅を見渡せる展望台が、近くの集落にあります。特急の通過シーンを見ることができました。

実際に坪尻駅に行ってみよう

坪尻駅に行くには列車を使うのが一番いいと思います。山道は怖いですからね。

やってきたのは、JR琴平駅琴平駅の4駅目が坪尻駅になります。

(引用)JR四国

ここで問題になるのが列車の本数です。
琴平駅から阿波池田方面に行く普通列車は、6本しかありません。しかもそのうちの3本は坪尻駅に止まりません。(各駅停車なのに…)
便によっては坪尻駅に数分運転停車する列車もあるので、停車している間に駅をサッと見るのもいいですね。

僕は16時14分発の阿波池田行きに乗車して坪尻駅に行きました。坪尻駅で折り返しの列車がすぐに来るので、長居したくない場合はお勧めです。

坪尻駅到着!

スイッチバックをして坪尻駅に停車しました。

坪尻駅から阿波池田方面に行く最終列車です。取り残された感は否めません。

そして、坪尻駅に足を踏み入れました。令和の時代とは思えない雰囲気が出ています。
駅舎の中には、坪尻駅の新聞記事や坪尻駅の写真、日記などがあり、秘境駅らしいですね。駅舎の外に出てみると…

わかっていましたが、何もありません。鉄道関係以外の施設は何もありません。秘境駅ですからね。自然が気持ちいいです。

以外にも次の列車は、17時01分発です。滞在時間は10分しかありません。特急列車の通過を見たいところではありますが、終電なので、乗り過ごしたら地獄の山道か野宿しかありません。

帰りの列車が来るまで結構不安でしたが、見えてひと段落。
この列車に乗って琴平駅まで戻りました。

まとめ

今回は坪尻駅を訪れました。何もないと言えば確かにそうなのですが、そこには時間がずれているような不思議な世界がありました。(?)
列車の時間さえ確認していけば、簡単に訪れることができるので気になった方はぜひ訪れてみてください。